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登録日本語教員とは?制度の背景・目的・何ができるかをわかりやすく解説

登録日本語教員とは?制度の背景・目的・何ができるかをわかりやすく解説
ふたば

登録日本語教員って、どんな資格なの?

2024年から、日本語教師に関わる国家資格として「登録日本語教員」という制度が始まりました。
それを知って、気になって調べ始めた方も多いかもしれません。

でも、法律の名前や制度の言葉が並び、少し分かりにくいのが正直なところです。

  • 登録日本語教員って、そもそも何?
  • 国家資格になったって、どういう意味?
  • どんな場面で必要になる資格なの?
ひなた

調べていくうちに、このような疑問を持った人もいるかもしれません。

これから日本語教師を目指すなら、この制度がどのような資格なのかを知っておくと、「自分に関係があるのか」も見えやすくなります。

この記事では、登録日本語教員とは何かという基本から、制度の背景・目的・何ができる資格なのかを順番に整理します。

この記事で分かること
  • 登録日本語教員とはどんな国家資格なのか
  • 制度ができた背景と目的
  • どんな場面で関わる資格なのか(認定日本語教育機関との関係)

まずは制度の全体像をつかむことから始めましょう。

読み終わるころには、「登録日本語教員とは何か」が整理でき、自分にどう関係する制度なのかが見えてくるはずです。

目次

登録日本語教員とは?

登録日本語教員とは
  • 国がつくった国家資格
  • 認定日本語教育機関で教えるための資格
  • 試験+実践研修で登録される

登録日本語教員とは、認定日本語教育機関で日本語を教えるための国家資格です。

2024年4月に始まった制度で、「日本語教育機関認定法」という法律に基づいてつくられました。

これまで日本語教師には、民間の試験(日本語教育能力検定試験など)がありましたが、国がつくった資格ではありませんでした。

登録日本語教員は、国が定めた基準に基づいて登録される資格という点が大きな違いです。

【日本語教員試験と日本語教育能力検定試験の違い】は別記事にて、分かりやすくまとめています。

登録日本語教員になるには、

  • 日本語教員試験に合格すること
  • 実践研修を修了すること

この2つが必要です。

筆記試験だけでなく、実際に教えるための研修も受けてはじめて登録できます。

▶ 取得までの流れは【登録日本語教員になるまでの流れ】でまとめています。

登録日本語教員ができた背景

登録日本語教員ができた背景には、日本に住む外国人の増加があります。
2024年6月末には、これまでで一番多い人数となりました。

2024年6月末
在留外国人 約358万人(過去最多)

日本語を学ぶ人が増える一方で、

  • 学校ごとに教え方の基準がちがう
  • 先生の力を国が確認する仕組みがなかった

といった課題もありました。

こうした状況を受けて、国が基準をつくる制度として登録日本語教員が始まりました。

登録日本語教員をつくった目的【何のための制度?】

登録日本語教員をつくった目的は、日本語教育の質を全国でそろえることです。

国が基準を決め、その基準を満たした人を登録日本語教員として登録します。

これにより、

登録日本語教員の目的
  • 教育の質をそろえる
  • 学習者が安心できる
  • 日本語教師の専門性がはっきりする

といった効果が期待されています。

登録日本語教員になると何ができる?

登録日本語教員になると、国が認めた日本語学校(認定日本語教育機関)で教えることができます。

登録日本語教員が必要になるかどうかは、「どこで働くか」と関わってきます。

この学校で教える場合は、原則として登録日本語教員が必要で、すでに1年以上日本語教員として働いている現職者は、2029年3月までの経過措置があります。
(※これから日本語教師を目指す方とは別の経過措置です。)

図で整理すると、次のようになります。

国が認めた日本語学校
(認定日本語教育機関)
  • 登録日本語教員(国家資格)が原則必要
  • 国の基準で運営される学校
それ以外の学校・働き方
(民間スクール・企業など)
  • 登録日本語教員は必須ではない
  • 採用条件は学校ごとに異なる

このように、すべての日本語教師に必須というわけではありません。
まずは「自分が目指す場所がどちらか」を考えることが大切です。

また、登録日本語教員の資格に有効期限はなく、一度取得すれば、更新の必要はありません。

学校以外でも、日本語教師としての力を公的に示せる資格になります。

登録日本語教員は誰でも挑戦できる?

登録日本語教員の基本ルートには、年齢や学歴の制限はありません。
誰でも日本語教員試験に挑戦できます。

ただし、2033年3月までに養成課程を修了した人などには、試験の一部や研修が免除される「経過措置ルート(Cルート)」があります。

この免除ルートを利用するには、学士以上の学位(大学卒業)が必要になるなど、条件が細かく決まっているので、詳しい説明は以下の別記事で解説しています。

▶ 経過措置ルート(Cルート)について詳しく見る

登録日本語教員の位置づけ

登録日本語教員は
「全員必須の資格」ではありません。
働く場所によって必要かが決まります。

これから日本語教師を目指す人にとっては、今後の基準になる可能性が高い資格、と考えておくとよいでしょう。

まとめ|登録日本語教員は日本語教師のための国家資格

登録日本語教員とは
  • 国家資格
  • 認定日本語教育機関で必要
  • 試験+研修で登録
  • 有効期限なし

まずは制度の全体像を知ることが第一歩です。

そのうえで、自分がどの働き方を目指すのかを考えていけば大丈夫です。

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▼資格の全体像を整理したい

日本語教師に資格は必要?必要な人・いらない人を制度で整理

▼試験の違いを知りたい

日本語教員試験と日本語教育能力検定試験の違いは?結局どっちを考えればいいかを整理

▼登録までの流れを知りたい
(準備中)

▼免除制度を詳しく知りたい
(準備中)

▼無資格での働き方を知りたい
(準備中)

▼試験の詳細を知りたい
(準備中)

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