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日本語教師になるには?始め方の3つのルートと資格を徹底解説!【2025年完全版】

ふたば

日本語教師になるにはどうすればいいの?

日本語教師になりたい!」と思ったとき、まず気になるのが「なり方」。

実は“日本語教師”といっても、働く場所始め方によって必要な資格や準備が大きく変わります。

この記事では、その全体像をシンプルに整理。

細かい条件や例外は別記事で紹介しているので、ここでは「どんなルートがあるのか」をイメージできるようにしていきましょう。

ひなた

読み終わるころには、自分に合った道が見えてきますよ!

目次

日本語教師になるにはまず「どこで働きたいか」を考えよう

日本語教師になるには「どこで働きたいか」による。大学などの教育機関、認定機関以外、海外などがある。
ひなた

まずはどこで働きたいか
ここが決まると、「資格が必須かどうか」がスッキリ整理できますよ!

日本語教師の活動場所は、大きく分けて3種類です。

認定日本語教育機関
(文科省が認定した教育機関)
  • 大学
  • 日本語学校
  • 専門学校

【資格】
登録日本語教員が必須
(国家資格)

認定外
(認定機関以外)
  • オンライン日本語教師
  • 地域の日本語教室
  • 企業研修

【資格】
必須の資格はなし
(ただし検定や養成講座修了は有利)

海外
  • 国際交流基金
  • 海外の日本語学校
  • 海外大学の日本語課程

【資格】
国や機関による
(条件が異なる)

ふたば

働く場所によって必要な資格が変わるんだね!

ひなた

そうなんです。じゃあ次は、それぞれのルートの特徴を見ていきましょう♪

日本語教師になるには3つのルートから選ぼう(全体像)

日本語教師としてスタートするには、どのように始めたいかによって選ぶルートが変わります。

ここでは3つのルートに分けて整理します。

おすすめな人特徴
しっかり学んでから始めたい人
(認定ルート)
✅ 国家資格が必須
✅ 学習+実習で安心して現場へ
✅ 実情:非常勤が多く、正規は少なめ
早めに始めたい人
(認定外ルート)
✅ 資格不要でも活動可能
✅ 検定合格・養成講座修了で有利
✅ 働き口が多く、雇用形態も多様
世界で挑戦したい人
(海外ルート)
✅ 国際交流基金・海外大学など資格必須な場合あり
✅ 異文化体験・キャリア拡大につながる
✅ 条件・待遇は国や機関で差がある
ふたば

つまり、ルートごとにこれからやるべきことが違うんだね!

これらの3つのルートを、それぞれ詳しくまとめました!

アコーディオン形式になっているので、気になるルートから開いて読んでみてくださいね。

ひなた

ルート別に比べてみると自分に合った方向性がハッキリしますよ。

【認定ルート】
しっかり学んでから始めたい人

ふたば

ちゃんと知識を身に付けてから始めたいな♪

国家資格「登録日本語教員」が必須のルート。

学習と実習を経てから教壇に立てる安心感があります。

方法は大学・養成講座・独学の3つ。

難易度や費用に差があり、自分に合った選択が可能です。

認定外の職場にも就けるため、進路の幅は広がります

特徴

国家資格「登録日本語教員」が必須

✅学習と実習を経てから教壇に立てる安心感

✅実情:求人は非常勤が多く、正規雇用は少なめ

主な働き口
  • 大学
  • 日本語学校
  • 専門学校

認定機関で働くのに必要な資格(登録日本語教員)

国家資格「登録日本語教員」

日本語教員試験(基礎・応用)+実践研修の修了が条件。
(条件次第で一部免除あり)

登録日本語教員とは?

2024年に始まった新しい国家資格
取得すれば、文部科学大臣が認定した教育機関(認定日本語教育機関)で教えられます。

※法案段階では「公認日本語教師」と呼ばれていましたが、正式名称は「登録日本語教員」です。

登録日本語教員を取るための準備(大学・養成講座・独学)

登録日本語教員(国家資格)を取るには、以下の2つを満たさなければなりません。

✅日本語教員試験(基礎試験・応用試験)合格

✅実践実習の修了

ただし、大学や民間の養成講座で文科省に登録された機関での養成課程の履修すると、基礎試験が免除されます。(2033年3月31日まで)

資格を取るためのルートは、大きく分けて大学、養成講座、独学の3つの方法があります。

スクロールできます
方法時間費用難易度
大学2〜4年
(※大卒なら1〜2年)
数十万〜100万超★★☆☆☆
養成講座半年〜1年60万〜80万前後★★☆☆☆
独学人によって差大数十万円〜
(試験料+研修費用など)
★★★★★
(合格率8%前後)

大学 → 体系的に学べる。すでに大卒(学部不問)なら必要単位だけ履修で1~2年で取得可能。

養成講座 → 社会人に人気。実習ありで実践的。

独学 → 費用を抑えられるが合格率が低く難しい。

👉詳しくは『登録日本語教員になるには?』(準備中)

ひなた

大学や養成講座は働きながらでも学べるコースがありますよ!

【認定外ルート】
早めに始めたい人

ふたば

まずはやってみたい♪

資格がなくても始められるルート。

検定合格や養成講座修了があれば採用に有利になり、働き方の幅も広がります。

副業や在宅から始めたい人、まずは経験を積みたい人におすすめです。

特徴

資格が必須ではなく活動を始めやすい

✅働ける職場が多く柔軟に挑戦できる

✅実情:雇用形態は幅広く、正規・非常勤・フリーランスまで様々

主な働き口
  • オンライン日本語教師
  • 地域の日本語教室(ボランティア・NPO)
  • 企業や自治体の日本語研修

認定外で働くために必要な資格や条件

資格は不要。
ただし採用で有利になる条件あり

✅日本語教育能力検定試験の合格

✅日本語教師養成講座(420時間/旧制度も可)修了
※養成講座は登録日本語教員に対応した新制度と従来の旧制度があります。

認定外で働くための準備(日本語教育能力検定試験・養成講座・資格なし)

認定外で働くには、検定試験、養成講座、資格なしで働く3つのルートがあります。

スクロールできます
方法時間費用難易度
検定試験半年〜1年
(独学・通信)
0円~数万円★★★★☆
(合格率20%前後)
養成講座半年〜1年60万〜80万前後★★☆☆☆
資格なし即〜0円〜★☆☆☆☆
(ただし競争激しい)

認定外ルートは「始めやすさ」が魅力ですが、資格や講座の有無で働ける範囲や待遇が変わります。

副業・フリーランス希望 → 資格なしや短期講座でも始められる

安定的に働きたい → 検定合格や養成講座修了が有利

将来、認定機関で働きたい → 登録日本語教員の取得も視野に

ひなた

資格なしで始め、のちに検定や講座でスキルアップする人もいますよ!

【海外ルート】
広い世界で挑戦したい人

ふたば

海外で働くのもいいな~

「海外で日本語を教えたい」「異文化体験をしたい」という人におすすめ。

海外で働く場合は、国や機関で条件は異なり、資格必須の場合もあります。

資格は日本でしか取れないので、海外を目指すなら、先に日本で資格を取っておくと安心です。

特徴

✅国際交流基金や海外の学校・大学が主な舞台

✅異文化体験ができ、キャリアの広がりにつながる

✅実情:国や機関によって条件や待遇が大きく異なる

✅資格が必要な場合もある

主な働き口
  • 国際交流基金(派遣事業)
  • 海外の日本語学校・語学学校
  • 海外大学の日本語課程

海外で働くために必要な資格

職場によって異なる
(不要な場合もある)

✅ 国際交流基金は資格必須のことが多い

✅ 大学勤務は登録日本語教員・検定合格などが条件になる場合が多い

海外で働くための準備(資格をとる・資格なし)

海外で働くなら国内で資格取得が安心!

海外で働く場合も、基本は国内で紹介した資格や準備と同じです。

✅ 国家資格「登録日本語教員」
✅ 日本語教育能力検定試験に合格
✅ 養成講座を修了

👉 詳しい準備方法は「認定ルート」「認定外ルート」の記事をご覧ください。

ひなた

海外を目指すなら、先に国内で準備しておくと安心ですよ!

さらに試験の免除や特例措置などの詳細は、記事下のリンクでご案内していますので、読んでみてくださいね♪

日本語教師になるには(全体像)まとめ

大枠はとてもシンプルです。

まずどのように働きたいかを決めて、自分に必要な準備を進めていきましょう!

しっかり学んでから始めたいなら認定ルート(国家資格必須)

早めに始めたいなら認定外ルート

広い世界で挑戦したいなら海外ルート

ひなた

きっと「自分に合った道」がよりハッキリ見えてきますよ!

さらに深堀り!

「ルートを深掘りしたい!」

👉 認定機関で働きたい

👉 認定外で働きたい

「もっと働き方を知りたい!」

👉 『日本語教師の仕事とキャリアまとめ』🌱

「私も講座に通える…?」

👉 『養成講座まとめ』 🌱

土日や夜間もある?実習期間は?そんな疑問を整理しています。

「試験対策を始めたい!」

👉 『国家資格の試験概要』
👉 『日本語教育能力検定試験の概要』

「実際どう乗り越えたの?」

👉 『体験談まとめ』 🌱

子育て中や忙しい社会人でも、工夫して検定合格までたどり着いた体験を紹介しています。

青いリンクであれば記事に飛べます。

黒字のところは現在準備中の記事ですので、楽しみにしていてください♪

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